ネイルやダイエット等の自己満日記

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【つけ置き・槽洗浄】洗濯機の使い方1【糸くずトラブル】

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こんばんは、おちょこです。
洗濯機の便利な使い方や、よくある質問について数回に分けて紹介していきたいと思います。

以前、大手家電メーカーで勤めていた経験があり、お客様からよくご質問される内容に触れる機会があったので、どのメーカーの洗濯機でも恐らく共通だろうと思う内容を何回かに分けてご紹介します。

文字数が膨大なので、目次より気になる項目をご覧ください。

洗濯をすると糸くずが付く

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解決方法

  • 水量を増やす
  • タオルなどの糸くずが出やすいものは別に洗う
  • 痛みが気にならない衣類は洗濯ネットに入れない
  • 槽洗浄をする

これは、最近の節水タイプの洗濯機の特徴だと思います。
洗う水の量が少ないので、糸くずが水と共に循環しずらく、衣類に付着したまま洗濯されてしまう事が原因な事が多いです。
順に解決策をご紹介してきます。

水量を増やす

グレードの高い洗濯機は、水量をその都度自動で判断する機能がついていて、水量ボタンが反応しないようになっていたりして、自分で水量などの設定が出来ないものだと思われている方も多いかもしれませんが、大抵の洗濯機は手動で設定できるモードがあるはずですよ!
ドラム式洗濯機の場合は水量設定できないものがあるかもしれないです。

手動で水の量を多めに設定して洗濯する事で、糸くずが循環しやすくなり、糸くずが付きにくくなります。
すすぎを「注水すすぎ」に切り替えるのも効果的です。
注水すすぎは次の項目でご説明します。

毎回この設定で洗濯をしていると、折角の節水型洗濯機が宝の持ち腐れになってしまうので、糸くずの目立つ黒い服などを洗う時だけ水量を増やすとかでもいいと思いますよ!

タオルなど糸くずが出やすいものは別に洗う

これは普段から家事をされている方からすれば常識かもしれませんね。
面倒でも、糸くずの出やすいものは別に洗う方がいいですよ!
衣類についた糸くずをとる方が面倒なので(笑)
特におろしたてのタオルは糸くずが出ることが多いので、別に洗う事をお勧めします。

痛みが気にならない衣類は洗濯ネットに入れない

これ意外に思われるかもしれないですが、洗濯ネットに入れる事で逆に糸くずが目立つことがあるんです。
洗濯中にネットの隙間(チャックの隙間とか)から糸くずが入り込んだ場合、糸くずの逃げ場がなくなってしまうんです。

また、ぎゅうぎゅう詰めに衣類を洗濯ネットに入れている場合、衣類にしわが寄った状態なので、そのシワ部分に糸くずが溜まって、凄く目立ってしまったりします。
洗剤の入れすぎで洗剤が衣類に残ってしまった場合も、シワに沿って筋のように白い跡が残り、汚い洗い上りになってしまうこともあります。

なので、痛みが気にならない衣類は、洗濯ネットには入れず、そのまま洗ってみてくださいね。

槽洗浄をする

これは、上記の事を試しても改善されない場合の最終手段です。
最近の節水タイプの洗濯機は使う水量が少ないので、水で循環されずに糸くずが排水されず、洗濯槽の裏側などに糸くずや汚れが溜まってしまって、それが洗濯の度に出てきて衣類に付着してしまっているケースだった場合は、凄く効果があります。

槽洗浄は様々なトラブルを未然に防ぐことが出来るので、定期的に行う事をお勧めします。
槽洗浄については、後半でご紹介します。

これでも改善されない場合は、本体取扱説明書の「お困りの時は」みたいなページを見てみたり、メーカーに相談してみてくださいね。

注水すすぎって何?

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洗濯機のすすぎボタンの付近に「注水」って文字が書かれている事があると思います。

普通のすすぎは洗濯槽の中に水を溜めて、溜めた水だけですすぐ方法なのですが、注水すすぎは洗濯槽に水を溜めた後も、水を足し続けて排水しながらすすぐ方法です。
手洗いで例えると、バケツに水を入れ続けながらすすぐ感じです。

沢山の水を使うので、しっかりとすすぎたい時にお勧めの方法です。
なので、糸くず残りにも効果があるんですね。
ただ沢山の水を使うので、柔軟剤の効果や香りが薄くなる事が多いので、洗うものによって使い分けてみてください。

こだわれる方は、柔軟剤を入れずに洗いと注水すすぎだけを手動設定し、運転終了後、柔軟剤ケースに柔軟剤を入れ、すすぎ1回と脱水を行えば、沢山の水で柔軟剤が薄まる心配もなく、しっかりとすすいだ上でいつも通りの仕上がりになると思います。
※柔軟剤は最後のすすぎのタイミングで投入されるので、それを利用した方法です。

洗濯機でつけ置きがしたい

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バケツのかわりに洗濯機でつけ置きしたいって時、多いですよね。
最近はつけ置きコースとかあったりして、その後勝手に洗濯もしてくれて、凄く便利になりましたよね。

でも、つけ置きコース以上の時間つけておきたいって時、ありますよね。
そんな時は、手動で設定できるコースで、「洗いだけ」を設定して、好きな水量と洗い時間(攪拌時間)を設定してスタートすれば、運転終了後も水が残ったままつけ置き出来ますよ。
※洗濯機の排水タイミングは、洗い→すすぎに移るタイミングなので、それを利用した方法です。

手動での設定の仕方が分からなければ、普段通りスタートして、洗いの給水が終わった位のタイミングで一時停止→電源を切るでも同じように水を溜めておけます。
(いきなり電源を切るとふたのロックが解除されずにふたが開かないと思うので、必ず一時停止してからふたが開くのを確認して電源を切ってくださいね)

好きなだけつけ置きしたら、そのあとはいつも通り洗濯してもいいですし、手動ですすぎと脱水だけ設定してもOKです。
ただ、水があらかじめ入っていることで重くなっているので、水量自動設定だと多めの水量に設定されてしまうので、気になる方は水量を自分で設定してください。

バケツで直接水を入れたい、洗濯槽に水が溜まらない

お湯取り機能のない洗濯機等で、バケツで直接お風呂のお湯を洗濯槽に溜めたい場合は、電源を入れてから水を入れてください。
前回の洗濯内容にもよりますが、大抵の洗濯機は洗濯終了後に排水弁を開けた状態で終了していると思うので、電源を入れずに水を入れるとそのまま排水されてしまう(水が溜まらない)と思います。
※電源を入れると排水弁を閉める仕様のものが多いと思います。
電源を入れても排水されしまうようであれば、とりあえず運転スタートして洗い工程が始まってから、一時停止して水を溜めてみてください。
洗い工程では水を溜める必要があるので、必ず排水弁は閉まるはずです。
それでも排水されるようであれば、故障か仕様の可能性があるので、メーカーに相談してみてください。

ドラム式洗濯機を使用している場合

残念ながらドラム式洗濯機は構造的に、沢山の水を溜めておけないので、基本的にはバケツ代わりにする事は出来ません。
直接バケツなどで水を溜める事も出来ない仕様になっているものが殆どだと思います。
つけ置きコースみたいな機能があれば、それを利用してください。

縦型洗濯機であれば殆どのメーカーでバケツ代わりにする事が可能ですが、もしかしたらハイグレードの洗濯機などは仕様で出来ないものがあるかもしれないので、よく分からない場合はメーカーに問い合わせてみてください。

槽洗浄ってなに?した方がいいの?

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洗濯槽クリーナー等も販売されるようになり、昔に比べて槽洗浄が普及してきましたよね。
槽洗浄は文字通り、洗濯槽のお掃除をする事です。
ただ洗濯槽の裏側は、手が届かず掃除が出来ないので、水を沢山洗濯槽に溜めてそこにクリーナーを入れて、洗濯槽をつけ置き洗いしよう!というのが槽洗浄です。
メーカーによって様々ですが、目安としては1か月に1回くらい行うのがいいと思います。

槽洗浄を行う理由

  • 臭いや汚れ予防
  • 排水口のつまり予防
臭いや汚れ予防

毎回使う水量が多ければ、洗濯の度に洗濯槽の裏側も十分すすげるので、昔の洗濯機は槽洗浄を行わなくてもあまりトラブルが起こる事はなかったのですが、最近の洗濯機は昔の洗濯機に比べて使う水の量が少ないので、十分に洗濯槽の裏側がすすがれず、汚れや洗剤が溜まりやすくなっているんです。

汚れや洗剤が溜まったまま放置していると、菌が繁殖して臭いの原因になったり、洗濯槽にこびりついた汚れが剥がれ落ち、洗濯ものに付着してしまうというトラブルが起こりやすくなります。
なので定期的に槽洗浄を行い、そういったトラブルを未然に防ぎましょう。

排水口のつまり予防

意外に思われる方もいるかと思いますが、使う水の量が少ない事で排水される水の量が少なくなり、排水口が詰まるトラブルが多くなってきています。

実は、糸くずネットで取り切れなかった糸くずやゴミなどは、水と一緒に排水されています。
今までは使う水量が多かったので、排水されるときの水圧で細かい糸くずやゴミなどは押し流せていたのですが、使う水量が少なくなったことでゴミが十分に水圧で押し流せず、それが徐々に蓄積していって排水口が詰まるケースがあります。

槽洗浄を行う事で、定期的に大量の水を排水する事になるので、細かい糸くずやゴミを押し流し、排水口のつまりを未然に防ぎやすくなります。

洗濯槽クリーナー

専用の洗濯槽クリーナーを使用するのも良いですが、毎月となると家計にも優しくないので、普段は安い「衣類用塩素系漂白剤」を使うのがお勧めです。
ドラッグストア等で、1.5Lのものが大体200~300円位で売ってますよ!
目安としては、どの容量の洗濯機でも1回の槽洗浄で500ml使用します。
(ドラム式の場合は200ml位。恐らく本体取扱説明書にも記載があると思うので、参考になさってください。)
洗濯機の槽洗浄コースを設定して、塩素系漂白剤を入れたらスタートするだけです。

ちなみに、ピンクの蓋のキッチン用ではなく、青い蓋の衣類用を使用してください。
成分が異なるので、キッチン用では十分に効果が出ない可能性があります。
また、「酸素系漂白剤」(ワイドハイター等の色物に使える漂白剤)は、泡立ちすぎて故障や水漏れ等トラブルの元なので、お勧めしません。

槽洗浄コース中、洗濯機が長時間動かなくなった

槽洗浄コースは最初に10分位攪拌した後はつけ置きタイムになるので、すすぎが始まるまでの数時間は全く動かなくなります。
(ドラム式は定期的に動くと思います)
エラーコードが出ていたりしなければちゃんと動いているので安心してください。

槽洗浄コースが無い洗濯機の場合

縦型洗濯機の操作方法をご紹介します。
ドラム式で槽洗浄コースが無い場合は、メーカーにご相談ください。
(国内メーカーのドラム洗であれば、槽洗浄コースは搭載されていると思います)

上記でお話しした、つけ置き洗いの方法で行います。
手動で設定できるコースで「洗い」だけ設定し、水量を一番高い設定にして、クリーナーを入れてスタート。
洗い時間は一番長い時間で設定するのがいいと思います。

洗濯コースの最高水位の設定は満水ではなく、洗濯槽の淵まで水が届かないので、給水が終わったら、さらに給水して満水にします。
追加で給水する方法は、給水が終わったら「水量」ボタンを「長押し」です。
長押ししている間、給水され続け、満水になったら長押ししていても水が止まります。
これは普段の洗濯でも活用できるので、覚えておいて損はないですよ!
※大抵のメーカーはこの仕様だと思いますが、違う場合は本体取扱説明書を確認するか、メーカーに確認してください。
あまり気にしない方で面倒であれば、この工程を飛ばしてしまってもいいと思いますw

満水になったあとは好きな時間放置して、最後にすすぎ2回と脱水を行います。
すすぎ時も、満水にしないと洗濯槽の淵にクリーナーが残ってしまうので、「水量」ボタン「長押し」で満水にしてすすいでください。
放置時間は、普段は3時間、念入りに行いたい時は12時間位が目安です。

槽洗浄は定期的に行う

最近の節水型洗濯機程、槽洗浄が重要なので、是非行ってみてください。
塩素系漂白剤は白物のタオルなどの漂白にも使えるので、あると便利ですよ。

ただ、5年~10年位使用していてまだ1度も槽洗浄をしたことが無い場合、槽洗浄をすることで洗濯槽の裏側の蓄積された汚れがどんどん剥がれ落ちてくるようになり、何度槽洗浄しても汚れがでてくる!という事態になりかねないので、特に問題なく長く使っている洗濯機の場合はあえてしない方がいいと思います。
どうしても気になる場合は、専門の業者やメーカーに依頼してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
「糸くず」「注水すすぎ」「つけ置き洗い」「槽洗浄」についてでした。
仕様は各メーカーごとに違うと思うので、詳しくはお使いの洗濯機のメーカーへご確認くださいね。

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