【ジェルネイル】フォームを使った長さ出しの仕方【写真付き】
こんばんは、おちょこです。
今回は、フォームを使ったジェルネイルの長さ出しのやり方を写真付きでご紹介します。
セルフでやるとすぐに折れてしまうという方もいるかもしれないので、折れにくいコツなども交えてご紹介していきます!
アクリルネイルをしていた時の方法でやってみたら問題なくできたので、それ以来このやり方でしています。
自己流ですが多分、正しいやり方だと思います…?(笑)
アクリルと違い強度が足りないと思ってジェルでは長さ出しを控えていたのですが、半年ほど前に試してみたら、自爪が伸びきるまで折れずにちゃんと持ってくれたので、それ以来ジェルでやるようになりました。
何センチも長くしたい場合はやはりアクリルが無難だと思いますが、自爪で伸ばせる程度の長さであれば、ジェルでも全然アリでした!
ジェルネイルを始めたばかりの方向けの記事もあるので、よろしければこちらもご覧ください。
nailbeautydiary.hatenablog.com
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右手の中指のストレスポイント(爪のサイド)からリフトしていて、早くお直ししなきゃなぁと思いつつ放置した結果、どこかに引っ掛けた拍子にはがれてしまい、自爪の表面ごとごっそりと持って行かれました…。
ボッコボコでめっちゃ爪が薄くなりました…(涙)
リフトしたらすぐお直しをしましょうね!(涙)
このままジェルネイルをしても自爪が痛み過ぎていて、またすぐにリフトする事が分かり切っているので、爪を切って長さ出しをする事にしました。
■ジェルネイルの長さ出しのやり方
使用する道具
- ビルダージェル (今回はクリアを使用)
- ベースジェル
- フォーム
- はさみ (眉切りばさみのような小さいものがお勧め)
- ファイル (爪やすり)
ジェルはビルダージェルを使用してください。
普通のジェルだと強度が足りず、恐らくすぐ折れると思います。
カラー付きのビルダージェルを使ってそのまま仕上げたい場合は、トップジェルも用意してください。
注意
ビルダージェルを使用して厚みを出すので、硬化熱が生じる可能性があります。
硬化中、痛いと感じたらすぐやめてくださいね。
硬化熱は厚塗りすると起きやすいので、薄く塗るのを何回か繰り返して厚みを出すようにすると、硬化熱が生じる可能性は低くなると思います。
■下準備
自爪を短くする
自爪をファイルで削って短くします。
自爪の長さは、短いほうが仕上がりが綺麗になります。
(自爪が長いと裏から見た時に見栄えが悪くなる)
フォームを自爪の間に差し込み固定するので、1mm位の長さを残しておいてください。
自爪が長い場合は、爪切りなどで適当な長さに切ってから、ファイルで削っていくと時短になります。
爪切りで切っただけだと2枚爪の原因になるので、必ずファイルで仕上げてくださいね。
②自爪にベースジェルを塗り、仮硬化する。
フォームをつけてからでもいいかもしれないですが、フォームを付けた後だとエッジ(爪の先端)が塗りにくいのと、単純に自爪に塗りにくくなるので先にベースジェルを塗っています。
③フォームを作る
大抵のフォームはこの写真のように、切り取り線がついていると思います。
ここをはさみで切ります。
ここを切る事で、指に巻きやすくなります。
切り取り線が無いものでも、指に巻きにくい場合は切っちゃってOKです。
台紙からフォームを剥がし、真ん中についていた丸いパーツを、フォームの裏側に貼り付けます。
張り付ける位置はさっき切った所と反対側の、表に数字の描いてある爪の先端にあたる部分。
これをする事で、フォームがヘタレにくく、カーブが綺麗になりやすくなります。
早速フォームを装着してみましょう!
自爪の間にフォームをしっかり差し込み、指に巻き付けます。
裏側
フォームの先端をくっつける事で、好みのカーブになるように調節します。
横から見た感じ。
ちょっとフォームと自爪が水平になっておらず、隙間が出来ていますね。
こういう場合は、はさみでフォームを自分の爪の形に合わせて切って調節し、隙間が無いように装着します。
また、装着したときにフォームが食い込んで痛い場合もはさみで切って痛くならないようにしてください。
私はこのはさみで切るのが面倒なので、写真位の隙間ならそのままやっちゃってますw
あまりにもフィットしていない場合は、変なところにジェルが入り込んでぐちゃぐちゃになるので、その場合はちゃんと調節してくださいね。
■長さ出し開始!
①ビルダージェルをフォームに乗せる
他の爪と合わせて、長さは4番の線に合わせる事にしました。
この段階で簡単に形を作っておきます。
まだ自爪にはジェルは乗せません。
②ビルダージェルを自爪に乗せる
自爪にジェルを塗ったら、「フォームから自爪」に向けてジェルを均します。
「自爪からフォーム」にジェルを塗るのではなく、「フォームから自爪」にジェルを塗るのがポイントです。
フォームから自爪にジェルを塗ることで、フォームと自爪のわずかな隙間にジェルを入れこむ事が出来ます。
これをする事で、ジェルを支える面が爪の表面だけではなく、裏からも支えられるようになるので、折れにくくなります。
ジェルが爪をガッチリかんでくれるイメージ。
③ビルダージェルを適度に足しながら厚みを出していく
1度塗りではジェルを乗せられる限度があるので、適度な厚みになったら一旦硬化します。
限度を超えると幾らジェルを足してもジェルが流れてしまい、この写真のように表面が綺麗なアーチにならなくなるので、そうなったら硬化する目安です。
※厚めに塗る事で硬化熱が生じる可能性があります。
熱を感じやすい自爪が薄い方は、薄く塗り硬化、薄く塗り硬化を繰り返して厚みを出す方が安全です。
④ビルダージェルを足して表面を整えていく
硬化後、ビルダージェルで更に厚みを出しながら、表面の凹凸を埋めるようにジェルを置いていきます。
セルフレベリングを待ち、表面がボコボコせず綺麗になったら、完全硬化します。
今回は、この上にカラージェルを塗る予定だったので、薄めに仕上げました。
この時、ストレスポイントを厚めにしておくと、折れる確率がかなり下がります。
大抵爪が折れる時はこのストレスポイントからなので、ここを厚くする事で、折れにくくなります。
慣れないうちは、③と④を繰り返し、少しづつ厚みを出していった方が簡単かもしれません。
それがジェルの良いところですね!
また最後の仕上げにファイルで削るので、多少ボコボコしていても問題ありません。
慣れてきたら、形や表面もあらかじめ綺麗に仕上げておく事で、削るのが楽になり、時短になりますよ!
⑤フォームを外す
完全硬化したら、フォームを外します。
下方向に剥がすと簡単に剥がれてくれるはずです。
⑥ファイルで形を整える
未硬化ジェルをエタノールを含ませたコットンでふき取り、ファイルを使って形を整えていきます。
表面の凹凸を削り、表面も整えます。
この後ジェルを塗れるように全体をサンディングしていきます。
⑦完成!
この後すぐにジェルを塗れる状態になりました。
このまま仕上げたい場合は、トップジェルを塗って完成です。
■まとめ
いかがでしたか?
折れないためのポイントは、「フォームから自爪に向かってジェルを塗る」と、「ストレスポイントは厚くする」です!
これを気を付けるだけで、折れる確率はかなり減りますよ!
ストレスポイントを厚くするとぼてっとしたフォルムになるのでちょっと不格好なんですけどね…。
直ぐに折れるよりかはマシと思ってますw
長さ出しって難しそうだと思われる方も多いかもしれませんが、やってみると意外と簡単ですよ!
個人的にはカラージェルやポリッシュを塗るよりも簡単だと思います。
カラージェルやポリッシュをムラなく綺麗に塗る方が断然難易度が高いと思ってます(笑)
ボコボコになっても最後は削るので、だれでも綺麗に仕上げる事が出来ますしね。
フォームも比較的安いですし、興味のある方は是非お試しください!
他にもファイバーやティッシュを爪につけて長さ出ししたり、ビルダージェルをネイルチップの裏に出してそのまま爪に付けるという荒業(?)もあるようですが、フォームを使ったやり方が一番綺麗に失敗することなく仕上がると思います。