【ジェルネイル】基本の塗り方【コツ】
今回は、これからジェルネイルを初めてみよう!という方向けに、ジェルネイルの基本の塗り方です。
ジェルネイルを始めるために必要な道具の紹介は、こちらの記事をご覧ください。
nailbeautydiary.hatenablog.com
私のネイル歴や始めたきっかけはこちらをご覧ください。
nailbeautydiary.hatenablog.com
私は初めてジェルネイルをしたとき、スカルプ(アクリルネイル)の要領で、大量のジェルを1度に取り、1度で完成させようとして、ボコボコでムラだらけの分厚いネイルが出来ました(アホ)
その経験から、出来るだけムラや凹凸を目立たなく出来るコツなどを交えて下手なりにご紹介させていただきます。
自己流で何となくやっているので、正しいやり方ではないかもしれませんが、ご了承ください。
■基本の塗り方
■使用する道具
左から
- 筆
- オレンジウッドスティック
- ベースジェル
- トップジェル
- カラージェル
- エタノール
- LEDランプ
です。
カラージェルはシアーっぽいピンク色です。
慣れるまではシアーではない方がムラが目立ちにくく、やりやすいかもしれません。
※ビルダージェルと書かれていますが特に意味はないので、普通のカラージェルでいいですよ!
①ベースジェルを塗る
ベースジェルは薄めに塗る方がいいと思います。
ここで凹凸があるとムラの原因になるので、硬めの粘度のものを利用する場合はセルフレベリング(ジェルを置いてそのままにしておくと、ジェルが表面張力によって自然に平らになる)を待って出来るだけフラットになるようにします。
緩めの粘度のベースジェルがお勧めです。
塗り残しがあるとそこからリフト(剥がれる)するので注意です。
キューティクルライン(爪の根元)のキワ、両サイド、爪の先端は忘れやすいのでよく確認してくださいね。
ランプでジェルを硬化します。
硬化時間はジェルネイルのメーカー毎に異なるので、確認してください。
もしわからない場合は、ネイルチップなどに塗ってみて、硬化時間10秒~30秒くらい(ライトのワット数にもよりますが)から試してみてください。
もし硬化しきれていなければ、2度塗り目の時にヨレます。
その場合は硬化時間を延ばしてみてください。
②カラージェルを塗る
ジェルを取る量はこれ位。
自爪が小さい方はもっと少なくてもいいです。
1度塗りの時はムラになっても良いので、慣れないうちはできるだけ薄く塗るのがポイント。
ここで厚塗りしてムラになると、2度塗り目以降での修正が難しくなります。
最初から沢山のジェルを取るとムラや凹凸ができやすいので、少ないかなと思う位で丁度いいですよ。
足りなければ足せばOK。(それがジェルの良いところ)
あ…右上の裏側にベースジェル溜まっちゃってますね…w
まずは爪の真ん中に置きます。
そして爪の先端に向かって伸ばします。
中央→サイドと赤い矢印のように塗っていきます。
筆圧は、筆筋が残るか残らないか位。
ベストな筆圧が分からないうちは、優しく塗りすぎて厚塗りになるよりかは、筆圧強めで出来るだけ薄く塗るように意識した方が綺麗に仕上がりやすいです。(その分何度塗りもするので時間はかかりますが…)
爪の中央から爪の先部分を塗り終えたら、今度は爪の真ん中に筆を置いて(ジェルは足さない)、爪の根元に向かって押し上げる感じでキューティクルラインを塗ります。
※筆に残っているジェルと、爪の中央に残っているジェルで、十分キューティクルラインを塗るだけのジェルが残っているはずなので、ジェルは足さなくてOKです。
ジェルが少なすぎて塗りムラが出来そうなら、ほんの少し(米粒1つか半分くらい)筆先にジェルを取ります。
オーバル筆なら、筆の形を生かして軽く押し上げるだけで、綺麗なラインが塗れますよ。
キューティクルラインを塗り終えたら、そのまま爪の根元から先端に向かって優しく筆を動かし、ジェルの塗りムラを整えます。
ムラを無くそうと何度も筆を動かしてしまうと逆にムラが増えるので、筆を多く動かすくらいなら多少のムラは気にしない方が綺麗に仕上がります。
この時、筆に残っているジェルで爪の両サイドと先端を塗ります。
最初に爪の中央から爪の先半分だけを塗る理由は、いきなりジェルをキューティクルラインに置くとジェルの量が多すぎて、爪の根元がボッコリネイルになったり、修正しているうちにキューティクルラインがガタガタになったり、キューティクルに被さったりして綺麗に仕上げにくいからです。(私が初めてジェルネイルをやった時がまさしくそれでしたw)
絵の具を使う時って、塗りやすいようにパレットで絵の具の量を調節して筆になじませますよね。
それを爪の上でやってるような感じです。
1度塗り完成です。
1度塗りでは、塗りムラがあっても、色が殆どついていなくても大丈夫です。
慣れないうちは、薄く何度も塗り重ねて塗りムラをなくし、色を濃くしていく方が綺麗に仕上がります。
硬化します。
③2度塗り目以降も同じ事の繰り返し
2度塗り目以降の筆に取るジェルの量は、1度塗りの時よりも気持ち少なめ位が塗りやすくてお勧めです。
同じ事を繰り返しながら、ムラをなくしていきます。
2度塗り目
3度塗り目
4度塗り目
大体3度塗りもすればムラなく、色も綺麗に発色すると思います。
好みの色の濃さになったら硬化後、トップジェルを塗ります。
④トップジェルを塗る
トップジェルをムラなく塗ります。
爪のサイドと爪の先を塗るのを忘れないでくださいね!
このトップジェルはかなりサラサラタイプなのですが、量が多かった場合、完全硬化させてる間にサイドに垂れてきてしまう事があるので、程々の硬さのあるジェルの方が使いやすいかもしれないです。
ただ、サラサラタイプの方が慣れないうちは塗りムラが起こりにくいです。
完全硬化します。
⑤未硬化ジェルをふき取る
キッチンペーパーやワイプスポンジにたっぷりとエタノールを含ませたら、親指の腹で根元から指先に向かって、表面の未硬化ジェルをふき取ります。
出来るだけ少ない回数で拭きとれる様に、思い切り爪の根元からグイっとふき取るのがポイント。
何度も行うと曇る確率が上がります。
爪のサイドや先端は残りやすいので、忘れずに!
この時、未硬化ジェルを拭いた面でまた未硬化ジェルをふき取ると、ワイプについた未硬化ジェルが爪に付着して曇りの原因になります。(これが何度もふき取ると曇る確率が上がる原因)
別の面や裏返しにしたりして別の面で拭く様に意識しながら爪全体の未硬化ジェルを取り除きます。
※未硬化ジェルとは、ジェルの表面にある固まりきらなかったジェルの事です。
この未硬化ジェルが、ジェル同士の密着を助けているので、どれだけ硬化しても、未硬化ジェルが残るようになってます。
これを仕上げにふき取らないと、ベタベタして曇りの原因になります。
⑥完成
■まとめ
いかがでしたか?
ジェルネイルの長所は硬化させなければ固まらないので、急ぐ必要が無い事や、1度塗りで完成させる必要が無い(何度でも硬化させればいい)ので、リカバリーしやすい点です。
またセルフレベリングを待てば、ある程度の凹凸もカバーできる優れもの。
もしムラになってしまったら、表面にラメでもつけておけば殆ど目立たなくなるのでお勧めです。
それか、ポリッシュを塗るのが得意な人は、上からポリッシュ塗ってしまうのも手だと思います。(本末転倒w)
ボコボコになってしまったら、完全硬化してから表面をファイルで綺麗に形を整えて、その上からまたジェルを塗れば解決。(この方法はセルフならではの方法だと思います。削りすぎて自爪まで削ってしまうと大惨事になりかねないのでやる時は注意してください)
こんな感じで失敗してもどうにでもなるので、失敗を恐れず、是非ジェルネイルを楽しんでくださいね!
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